世界2,300ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

長寿寺

ちょうじゅじ
美しさ ★★
静寂さ ★★
神奈川県鎌倉市
  • 長寿寺山門

    三方向から白砂と苔庭を眺められる

    枯山水
    庭園面積 500坪 (中規模)
    室内からも庭園を眺められる
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

長寿寺の由来

建長寺の塔頭(たっちゅう)寺院である長寿寺(長寿禅寺)は、足利尊氏が鎌倉時代末期の1336年に創建。足利尊氏の墓地が京都の等持院と長寿寺にある。塔頭寺院:高僧などを慕った小院






  • 本堂から山門を望む

    長寿寺(長寿禅寺)は、季節限定で公開される庭園である。北鎌倉駅から建長寺に向かう途中にあるお寺であるため、紅葉シーズン前ににも関わらず、開園直後から10名ほどの参拝客がみられた。山門で拝観料を支払い、本堂に入ると紅葉の絵はがきが配られた。まずは本堂から山門を撮影。

  • 続いては、方丈へ向かおう。苔と白砂の組み合わせを眺める庭園であり期待が高まる。

  • 長寿寺の小方丈

    人がいない瞬間を狙って方丈にて額縁庭園を撮影。座敷から2方向にこれだけの庭園が見渡せるところは、鎌倉では長寿寺だけだろう。鎌倉の寺院では、寛いで日本庭園を眺められるスポットが少なく貴重な庭園である。

  • 白砂に苔が生み出す柔らかな曲線が美しい

    白砂に苔が生み出す柔らかな曲線が美しい。こちらでは石組はみられないが、築山の岬に大振りの石が据えられ、見事な調和を取っている。

  • 枯流れを表現しているのだろうか

    枯流れを表現しているのだろうか。庭園巡りを続けるうちに、このような意匠にも目が留まり考察するようになってきた。枯流れ:白砂敷で流れを表現する手法

  • 別角度から庭園を眺める

    別角度から庭園を眺める。

  • 方丈で額縁庭園を撮影

    額縁庭園を撮影。あちらこちらに、おしゃべり禁止の注意書きがあることにより、鎌倉にありながら静けさが保たれている。

  • 書院の裏手にある座敷間から撮影

    書院の裏手にある座敷間から撮影。手間に障子をフレームインすることにより遠近感が生まれる。

  • 竪額障子

    同じく額縁庭園を撮影。障子の中央にガラス窓があるものを「額入り障子」とも呼び、ガラスが縦長の場合「縦額障子」と呼ぶ。横長の場合は「横額障子」となる。

  • 坪庭で長寿寺唯一となる石組

    坪庭で長寿寺唯一となる石組を見つける。二石の立石を中心に五石で組まれた石組である。石組は二石を除くと、ほとんどが奇数を基本として組まれている。バランスが良いのだろう。

  • 書院から額縁庭園を撮影

    書院から額縁庭園を撮影。

  • 外から庭園を眺める苑路へたどり着く

    本堂、方丈、書院を巡ると、庭に出て苑路に沿って足利尊氏の墓地を巡り、そして方丈とは反対側から庭園を眺めるポイントにたどり着く。

  • 白砂で海を見立て苔庭と石で大陸を表現

    白砂で海を見立て苔庭と石で大陸を表現。ここからは主な視点場ではないが、庭園のハイライト的な視点場ではなかろうか。


総評
座敷から寛いで庭園を眺められる鎌倉では貴重な日本庭園。庭園を囲むように3方向から眺められるのも嬉しい。
×特に見あたらない。


アクセス
神奈川県鎌倉市山ノ内1503
JR横須賀線「北鎌倉」駅 徒歩10分

駐車場
なし(最寄りは北鎌倉第3駐車場で徒歩0分)

開園時間
午前10時~午後3時
公開時期 4~6月、10~11月の金土日祝日のみ。雨天中止。

入園料
300円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2018-11-03 (日) 更新日 2018-11-03


長寿寺周辺の庭園

建長寺
鎌倉市 0.2km
建長寺
明月院
鎌倉市 0.4km
明月院
円覚寺
鎌倉市 0.8km
円覚寺

100km以内の庭園スポットを直線距離で表示




神奈川県の人気夜景スポット