世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

皆春荘

かいしゅんそう
美しさ ★★
静寂さ ★★★
神奈川県小田原市
  • 皆春荘

    元総理の別邸を元総理の山縣 有朋が設計した庭園

    枯山水
    庭園面積 80坪 (小規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

皆春荘の由来

大正時代の総理大臣・清浦奎吾(きようら けいご)の別宅として明治40年に建築。その後、隣接する第3・9代総理大臣・山縣 有朋(やまがたありとも)の別荘「古稀庵(こきあん)」の別庵として編入。庭園の設計は無鄰菴(京都)やホテル椿山荘東京を作庭した山縣と伝えられる。2018年11月より一般公開。






  • 箱根山を借景にした庭園を楽しめる

    総理大臣の別荘や隠居が多く残る小田原。こちらも総理大臣の別邸が成り立ちであり、設計は無鄰菴(京都)やホテル椿山荘東京を作庭した山縣 有朋(やまがた ありとも)であり、山縣も総理大臣経験者である。各部屋からは箱根山を借景にした庭園を楽しめる立地であり、かつては相模湾も眺められたとのこと。

  • 山縣有朋流の庭園

    実際に訪れてみると、ほぼ芝生しか見当たらない退屈な庭園というのがファーストインプレッション。ただ、山や川の流れなど自然の造形をそのままに表現する山縣 有朋流の庭園がみられる。流水のために水源を開き、庭園の北東に滝石組を組み、南西にかけて遣り水を造っている。山縣流の庭園の最高峰は、なんといっても京都の無鄰菴(むりんあん)だろう。

  • 枯滝石組

    現在は水は涸れた、枯滝石組となっていてる。この写真が枯滝石組であり、青ラインが水の流れである。

  • 中島で一度二分され南西へと繋がる

    滝石組を通過して、中島で一度二分され南西へと繋がる。

  • 南庭を蛇行

    このように南庭を蛇行しているが、8月に訪問したこともあり、草木が伸びきり庭園の魅力は失われていた。

  • 流れを分流する水切石

    枯流には、流れを分流する水切石を据えている。

  • 皆春荘の玄関

    正面にみえるのが皆春荘の玄関であり、建物内部への立ち入りはできない。右手の路地を進むと庭園へと繋がる。

  • 巨石と玉石と苔がバランスよく配置

    別荘の門から階段を登って皆春荘へ向かう。巨石と玉石と苔がバランスよく配置されている。

  • 皆春荘の案内図

    皆春荘の案内図。滝石組と流水の位置関係を分かりやすいように加筆。


総評
別荘門からのアプローチが美しい。
×草木が伸びすぎていて庭園の魅力が半減している。


アクセス
神奈川県小田原市板橋852
箱根登山線「箱根板橋」駅 徒歩8分

駐車場
なし

開園時間
季節によって開園日が異なるため公式サイトにて確認

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-08-03 (日) 更新日 2019-08-07


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