世界2,300ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

六三園(がんこ和歌山)

ろくさんえん(がんこわかやま)
美しさ ★★
静寂さ ★★
和歌山県和歌山市
  • 六三園

    大正時代の庭園を眺めながら和食を頂こう

    池泉庭園
    庭園面積 500坪 (中規模)
    抹茶など頂ける
    室内からも庭園を眺められる
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

六三園(がんこ和歌山)の由来

大正時代に、株の相場師であった松井伊助氏が63歳に別邸を建築し「六三園」と名付けられる。戦後、米軍に接収されたのち、昭和27年(1952)には和歌山銀行オーナーが買い上げ、翌年より「六三園」の名で料亭として運営。平成17年(2005)に「がんこ和歌山 六三園」として運営を引き継ぐ。






  • がんこ和歌山

    全国に100店舗ほど運営する和食レストラン「がんこ」の和歌山店は、大正時代に作庭された庭園がある。レストラン利用者以外でも庭園見学ができるため、訪問させていただいた。

  • 古庭園としての最大の魅力は表門直前にある「鶴亀の池泉庭園」である。

  • 亀島

    まずは橋上から亀島を眺める。この角度ではどのように亀にみえるのか分かりにくい。

  • 亀島

    少し角度を変えて撮影してみると、亀がみえてくるだろうか。次の写真で図解してみると・・・

  • 亀島の図解

    このようになっている。赤いマーカで囲んだところが亀の頭で「亀頭石(きとうせき)」、青が脚で「亀脚石(ききゃくせき)」、緑が甲羅の部分で「亀甲石(きこうせき)」となる。この図解を元に、先ほどの写真を眺めてみると、亀にみえてくるのが不思議なところだ。

  • 鶴島

    続いて鶴島。鶴亀島でも鶴島は亀島よりも抽象的で分かりずらいことが多い。こちらもそうである。

  • 鶴島 鶴首石

    しゃがんで撮影してみると、こうなっている。▲が鶴の首である「鶴首石(かくしゅせき)」、★が羽をあらわす「鶴羽石」だろう。

  • 鶴島

    先ほどは橋の麓から鶴島を撮影したが、逆方向から撮影するとこのようになっている。▲が鶴首石であり、★が反対側の鶴羽石であろう。鶴亀庭園は特別名勝の南禅寺 金地院庭園(京都)が有名であり、記事を参考にすると理解が深まるだろう。

  • 内庭

    表門をくぐり内庭を散策。

  • 枯流れ

    紀州産の青石による枯流れが造られ、内庭では最大の見所だと感じるポイントである。

  • 立派な石灯籠

    立派な石灯籠。

  • 滝石組

    ロータリーには滝石組があり、龍に似た顔が彫られている。大正時代の日本庭園は全国的にも少なく一見の価値ありである。

  • 表門

    年末ということもあり、表門には門松が飾られていた。


総評
大正時代の鶴亀の池泉庭園が見学できるのは貴重である。
×庭園としては立派であるが、古庭園としては鶴島・亀島が見所であり、全体としては少々見応えにかける。


アクセス
和歌山県和歌山市堀止西1-3-22
JR「和歌山」駅から車で約15分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前11時~午後10時

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2018-12-29 (日) 更新日 2019-04-14


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