あぶり餅 一文字屋和輔(一和)
あぶりもち いちもんじやわすけ(いちわ)
一文字屋和輔は今宮神社が創建(994)後に、参拝者に「あぶり餅」をふるまったのが始まりといわれる。創業は平安時代中期(1000年)の1000年企業であり、飲食店としては日本最古である。飲食スペースの奥に枯山水があるが、作庭時期は不明である。
今宮神社の旧参道に向かうように2軒の「あぶり餅」屋があり、1000年企業の「一文字屋和輔」と400年企業の「かざりや」がある。
きな粉をまぶした一口大の餅を焼いて、白みそをつけたのが「あぶり餅」である。「かざりや」と食べ比べをしたが、より甘みを感じる「かざりや」のほうが私の好みであった。
両店舗ともに枯山水があり、「一文字屋和輔」のほうが立派な枯山水である。
青石を中心にしており、中央に遠山石らしき立石、右手に手水鉢を据えている。
僅かに傾斜を持たせた敷地に、遠山石から滝、もしくは渓谷を造っているように見える。
トイレに向かう通路から、先ほどの枯山水を横から鑑賞できる。
○ | 1000年続く日本最古の飲食店で、あぶり餅を頂きながら枯山水を眺められる。 |
× | 特に見当たらない。 |