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医王寺(醫王寺)

いおうじ
美しさ ★★
静寂さ ★★★
静岡県磐田市
  • 医王寺(醫王寺)

    刈込みの美しい枯山水

    枯山水
    庭園面積 300坪 (小規模)
    室内からも庭園を眺められる
    雨でも十分に楽しめる
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

医王寺(醫王寺)の由来

奈良時代(733年)に、日本で最初の大僧正(最高位)となった行基によって開基されたと伝わる医王寺。庭園は江戸初期に造園され、作庭家は江戸幕府の茶人としても知られる庭園デザイナー・小堀遠州(こぼりえんしゅう)ともいわれるが、寺伝などは残っていない。






  • 江戸時代に造られた山門

    苔が広がる参道に切石による延段が敷かれており、厳かな雰囲気を感じさせてくれる。山門は江戸時代(1847)に造られたものである。

  • 刈り込みにも注目

    まずは客殿南側の庭園を撮影。後述するが、刈り込みにも注目したい庭園である。

  • 枯山水

    そして西側の庭園は、意欲的に巨石を使った枯山水である。青いマーカー部が、後述する枯滝石組と枯流れである。築山には椰子の木のような蘇鉄(ソテツ)が植樹されている。日本庭園にソテツが用いられたのは室町時代からといわれ、全国各地の日本庭園でよく見られる伝統的な技法なのだ。

  • 三尊石組

    築山の頂部には三尊石組を据え、下部には先ほどの写真の青マーカー部分となる枯滝石組が造られ、

  • 枯流れ護岸石組にして深山の渓谷を表現

    地上部には枯流れを造り、枯流れ護岸石組にして深山の渓谷を表現している。

  • ギゴ苔の大海に石組があるような構成

    続いて南庭。スギゴ苔の大海に石組がある構成。丸みを帯びた刈り込みと、立方体の刈り込みにより、遠近感を生み出している。

  • よく手入れされた刈込み

    左手には立石が据えられ、よく手入れされた刈込みであることがわかる。

  • 江戸時代の大名駕籠

    医王寺では、江戸時代の大名駕籠(カゴ)がいまも現存している。

  • 円を描くように刈込みに蘇鉄が植樹

    寺院前の前庭も見所であり、円を描くような刈込みに蘇鉄を植樹している。

  • 杉苔の庭

    杉苔の庭には、複数の石組を据えている。

  • 三尊石組

    三尊石組を初め、五石で組まれた石組などもみられる。

  • 二段落としの枯滝石組

    駐車場近くには丸石を多用した石壁。そして二段落としの枯滝石組もみられる。


総評
手入れの行き届いた刈込みによる枯山水は、見ていて気持ちいい。
×西庭の枯滝石組は、刈込みによりその姿が判別にしにくくなっているのは少々惜しい。


アクセス
静岡県磐田市鎌田2065-1
東名・磐田ICから約15分、JR磐田駅から車で約10分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前9時~午後5時
無休

入園料
大人 200円
子供 100円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2018-09-16 (日) 更新日 2019-05-11


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