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三光寺

さんこうじ
美しさ ★★
静寂さ ★★★
山梨県甲州市
  • 三光寺 山門

    落葉を除去し、かつての美しい庭園を見たい

    枯山水
    庭園面積 375坪 (小規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

三光寺の由来

草創は飛鳥時代(595)といわれ、鎌倉後期以降に現地に移建されたと伝わる。庭園は安土桃山後期から江戸初期といわれている。昭和54年(1979)に県指定名勝の登録を受ける。






  • 三光寺庭園

    かつては水が流れていた三光寺庭園。訪問時は落ち葉で埋め尽くされ、石組の本来の美しさが半減していたが、解説を元に注意深く観賞してみると、興味深い庭園であることが分かってくる。

  • 書院前からの眺め

    書院前からの眺め。案内板によると鶴出島と亀出島を配しているとのこと。

  • 鶴出島と亀出島

    図解すると、赤線と青線のエリアが鶴出島と亀出島となるが、どちらが鶴出島であるかは明記されていない。

  • 二段式の浅目の流れ

    中央奥にみえる石組は高さ1.5mの滝石組であり、かつては水が流れていた。また流水は二段式になっており、1つは滝石組から、もうひとつは池泉東部(右手)から流される二段式の流れになっていた。解説によると、「二段式の浅目の流れは、庭園史上特色ある造形」とのこと。解説と石組から推測で図解してみると、赤枠が二段になった池泉で、水の流れを青線で記してみた。

  • 滝石組

    山梨の文化財ガイド」によると、滝石組の右下には「傾斜する板状の二岩が組まれるなど特殊な手法を示している。水はその板石の下をくぐって見え隠れしつつ落下し、深味ある滝への造景になるよう配慮されている。」と紹介されている。板状の二岩を赤色のマーカーで記したが、かつての流水の姿をみてみたくなった。

  • 富士山を模した名石

    出島の山頂に巨石を据えてあり、富士山を模した名石とのこと。

  • かつては池泉庭園

    庭園北部。かつては右奥の高台から水を落とし、池泉に流されていたとのこと。かつては池泉庭園であり、現在は水が涸れた枯山水となった。

  • 護岸石組には単調さはない

    庭園西部からの眺め。枯れ葉によってかつての美しさが見られないが、護岸石組には単調さはなく、造形美のある庭園であったことがうかがえる。


総評
二段式の浅目の流れ、そしてその池泉と出島を構成する護岸石組が美しい。
×落ち葉や、伸びきった植栽により本来の美しさを感じ取るのが難しい。


アクセス
山梨県甲州市菱山928
JR「勝沼ぶどう郷」駅から徒歩15分、中央道・勝沼ICから約5分

駐車場
有り(無料)

開園時間
事前予約制

入園料
志納

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-01-19 (日) 更新日 2019-03-30


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