護国寺
ごこくじ
護国寺は平安時代(809)に弘法大師・空海によって開基されたと伝わる高野山真言宗の寺院である。昭和24年に護国寺が全焼し、翌年に再建。昭和39年に入寺した住職によって庭園が造られ、昭和53年(1978)に完成した。4月下旬から5月上旬に咲くシャクナゲが有名なことより「シャクナゲ寺」ともいわれる。開基:初代住職
国道8号線の朝日町付近は「たら汁街道」とも呼ばれ、私も朝から「たら汁」を頂く。その「たら汁街道」を走行していると「護国寺庭園」という巨大な看板が見えてくる。平安時代に創建されたと伝わる由緒ある寺院であるが、庭園は昭和に住職によって作庭されたものである。大きく3ヶ所に庭園があり、まずは本堂裏にある池泉回遊式庭園から観賞。
上下二段式の池泉回遊式庭園になっており、下段の滝石組を撮影。風合いの良い石が使われている。
池泉上段へ。
上段の滝石組から蛇行しながら下段の滝石組へと流れゆく。
上段の滝石組下部は、左右に代行しており美しい。
山畔を活かした地形。
続いて隣の自宅裏庭園。囲まれたような山畔に刈り込みが多く、先ほどとは風情が異なる。
こちら上段と下段の滝石組で分かれ、上段の滝石組に近づいて撮影。頂部には石灯籠を据えている。
望遠レンズで上段の滝石組を撮影すると、2段落としになっていることが分かる。
新潟市の砂丘館でも置かれていた善導寺型灯籠。
京都市役所近くにある善導寺が元となっており、中台の側面にハート型の刻り込みや、火袋に茶道具が彫られている。
五体の龍で構成された五大力滝。
最後に本堂前にある池泉庭園。
護国寺の案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 住職が作庭した3つの庭園には、いずれも滝石組が造られ美しい。 |
× | 特に見当たらない。 |