フジモリ茶室(空飛ぶ泥舟・高過庵・低過庵)
ふじもりちゃしつ(そらとぶどろぶね・たかすぎあん・ひくすぎあん)
フジモリ茶室の設計者である藤森照信は、茅野市で生まれ、近代建築史や都市史を専門とする東京大学での研究者であった。45歳で建築家となる。フジモリ茶室(空飛ぶ泥舟・高過庵・低過庵)は、個人の茶室であり、2004年に高過庵、2010年に空飛ぶ泥舟、2017年に低過庵を造った。
まるでジブリ映画に登場してきそうな建築物。地上3mの高さにつり上げられた茶室「空飛ぶ泥舟」は、藤森照信が設計し、職人とワークショップに参加して市民によって制作されたとのこと。藤森照信の個人所有物であり、外観はいつでも見学できる。また「ちの観光まちづくり推進機構」が主催する「フジモリ茶室」プレミアムガイドにて、ここで紹介する3つの茶室に入ることができる。
3つの中で最初に造られた「高過庵」。高さ6mのツリーハウスのような構造になっており、アメリカの『TIME』誌により「世界でもっとも危険な建物トップ10」の9位に選ばれている。
高過(たかすぎ)があれば、低過(ひくすぎ)もある(笑)。こちらの「低過庵」は屋根がスライドして、オープンになる仕組みである。茶室見学は予約制で11,000円ですが、きっと一生の思い出に残る体験になるでしょう。
○ | 宙に浮いたユニークな茶室を見学できる。 |
× | 茶室の見学料金がディズニー以上であり、気軽に体験できない。 |