御倉邸
おぐらてい
御倉邸は昭和2年(1927)に建築された旧日本銀行・福島支店長の役宅(いわゆる社宅)。現存する最古となる日本銀行の役宅である。平成12年に福島市が取得して一般公開された。
旧・日本銀行の支店長役宅で現存するものは、本邸と新潟にある新潟支店長 役宅(砂丘館)のみである。それでは阿武隈川のせせらぎと日本庭園憩いの場である御倉邸を散策してみる。
邸宅に併設された広いお庭にでてみる。日本庭園というよりか芝庭の邸宅庭園といった感じだろうか。ただ阿武隈川沿いにあるため、抜け感があり開放感があり気持ちいい。
和室も座敷前には小さな枯池を設けている。
唯一見つけた石組は三尊石であるが、立石・横石・伏せ石を用いた小さいながらも品のある意匠だ。
和室は有料で貸し出されており、当日はハンドメイドの販売が行われていた。地元のコミュニケーション空間として活用されているようだ。
御倉邸は無料開放で、かつ無料駐車場も併設されているのでドライブ途中にも気軽に立ち寄れるのが嬉しい。
○ | 邸宅から阿武隈川と花見山などの雄大な山並みを眺められる。 |
× | 特に見当たらない。 |