世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

旧ト蔵氏庭園

きゅうぼくらしていえん
美しさ ★★
静寂さ ★★★
仁多郡奥出雲町
  • 旧ト蔵氏庭園

    小堀遠州の弟子が作庭し、重森三玲のご子息が復元

    池泉庭園
    庭園面積 260坪 (小規模)
    抹茶など頂ける
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

旧ト蔵氏庭園の由来

江戸初期頃、製鉄で盛んだった奥出雲町の豪族であったト蔵家の庭園。関西から小堀遠州の弟子である庭師を招き、江戸時代元禄(1691)に作庭。






  • 船通山を借景に取り入れた構想

    江戸時代の豪族・ト蔵家の庭園。現在は蕎麦屋「椿庵」の敷地であり、船通山を借景に取り入れた構想となっている。蕎麦屋の営業時間にかかわらず、庭園は24時間開放されおり有り難い。

  • 切石による太鼓橋

    池泉には切石による太鼓橋が架けられている。太鼓橋のそばにある石灯籠があるが、とても目立っている。日本庭園では石灯籠は主役になることはないが、主役になっているように感じてしまう。

  • 正面には築山がみえる

    太鼓橋を渡って反対側から眺めると、正面には築山がみえる。

  • 出島は亀島兼用の意匠

    石灯籠のある出島は亀島兼用の意匠となっている。亀島に相対する鶴島や鶴石組を判別することはできなかった。

  • 三段落ちの滝石組

    池泉東部には三段落ちの滝石組があり、その上部には一群の立石がある。手前には水受石のようにみえる岩島があるが、これは水分石である。

  • 水分石

    角度を変えて撮影してみると水分石であることがわかる。水分石:水の水流を左右に分ける石

  • 滝上にある立石

    滝上にある立石は、鋭い意欲的な石である。

  • ト蔵庭園は、モダンな庭園造りで知られる日本庭園史の研究家・重森三玲(しげもりみれい)のご子息である千靑氏(ちさを)と、若手職人と一緒により復元されたのこと。このような地道な活動で、江戸時代の庭園を気軽に拝見できる環境に感謝したい。


総評
借景となる船通山が庭園の一部になるように計算された地割であり、奥行き感を感じる。
×石灯籠が庭園の主役のような存在感を出している。


アクセス
島根県仁多郡奥出雲町竹崎800
出雲空港から車で約1時間

駐車場
有り(無料)

開園時間
24時間開放

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2018-11-19 (日) 更新日 2019-06-22


旧ト蔵氏庭園周辺の庭園

絲原家庭園(絲原家住宅)
仁多郡奥出雲町 13km
絲原家庭園(絲原家住宅)
足立美術館
安来市 22km
足立美術館
石照庭園
雲南市 24km
石照庭園

100km以内の庭園スポットを直線距離で表示




島根県の人気夜景スポット