世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

長谷寺

はせでら
美しさ ★★
静寂さ ★★
神奈川県鎌倉市

長谷寺の由来

奈良時代の創建と伝えられる長谷寺は長谷観音とも呼ばれる。江戸時代に中興され、境内には放生池を中心とした池泉回遊式庭園と、平成25年(2013)に写経場として竣工された書院に枯山水がある。






  • 放生池

    十一面観音菩薩像やアジサイで有名な長谷寺。庭園のイメージはあまりないが、池泉庭園と枯山水がある。拝観受付を抜けると放生池と妙智池があり、滝石組や中島や出島が作られた池泉回遊式庭園がある。

  • 出島には枯山水が作られている

    出島には枯山水が作られている。観賞用に整備され、長谷寺の池泉回遊式庭園では一番美しいポイントだろう。

  • 伏石と平天石

    中島も枯山水に仕上げ、伏石と少し高さがあり天端(てんぱ)が平らな平天石(へいてんせき)を据えて、周辺をタマリュウで着飾ったモダンな形式である。

  • 滝石組

    立石をふんだんに使った滝石組。

  • 書院

    2013年に竣工した書院。予約制の写経場となっているが、庭園の見学は自由にできる。ただ門に「予約制」と表記されているためか、この門をくぐる観光客は私ぐらいであった。

  • 円形の敷石

    門をくぐると時代を超えたモダンな空間が広がる。円形の敷石は美しく、左右に広がる枯山水をぐるっと見渡せるようになっている。

  • 美しい曲線美をもつ野筋に苔を貼り複数の巨石を立てている

    北部を望むと、美しい曲線美をもつ野筋に苔を貼り複数の巨石を立てている。砂紋は水紋を多用しており、渓谷を流れる河川を表現している。手入れに手間のかかる、こだわりをもった枯山水だ。

  • 角度を変えて眺める

    角度を変えて眺めると、その美しさが際だつ。

  • 植栽も涼しげで爽やかな刈り込み

    南部は中島も作られている。植栽も涼しげで爽やかな刈り込みが施されている。

  • 飛石と延段を組み合わせた苑路

    飛石と延段を組み合わせた苑路で、細部にまでこだわりをみせている。

  • 卍池

    幸福のシンボルである「卍」の形をした卍池(まんじいけ)。傍には水を掛けると幸福になるとされる「水かけ地蔵」も。

  • 清浄池

    観音ミュージアムの隣にある清浄池。護岸石組で囲まれた2つの中島が作られている。

  • 清浄池には河川の形状をした枯山水

    清浄池には河川の形状をした枯山水が作られている。


総評
近年作られた枯山水であるが、鎌倉では最高峰の意匠とおもわれる。多くの観光客が訪れる長谷寺でも、ここだけは穴場になっている。
×見事な枯山水に比較すると、池泉庭園は魅力に乏しい。


アクセス
神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
江ノ電「長谷」駅より徒歩5分

駐車場
有り(有料)

開園時間
3月~9月 午前8時~午後5時30分(入園は午後5時まで)
10月~2月 午前8時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

入園料
大人 400円
小学生 200円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-09-07 (日) 更新日 2019-09-08


長谷寺周辺の庭園

光明寺
鎌倉市 2.4km
光明寺
長寿寺
鎌倉市 2.8km
長寿寺
建長寺
鎌倉市 2.9km
建長寺

100km以内の庭園スポットを直線距離で表示




神奈川県の人気夜景スポット