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特別名勝特別史跡

一乗谷朝倉氏庭園

いちじょうだにあさくらしていえん
美しさ ★★
静寂さ ★★★
福井県福井市

一乗谷朝倉氏庭園の由来

戦国大名の朝倉氏が103年間にわたって越前の国を支配した城下町跡「一乗谷朝倉氏遺跡」。この遺跡に湯殿跡庭園を含む4庭園が1991年に特別名勝に指定。最も古い湯殿跡庭園は16世紀に造られたものと言われている。武家の庭園はことごとく失われ、発掘庭園であるが、大変貴重なものである。






  • 諏訪館跡庭園の石組み

    圧倒的な存在感を醸し出す諏訪館跡(すわやかたあと)庭園。庭園マニアには、これをみるだけで福井に来る価値がある。4つの庭園で最も大きな庭園であり、ヤマモミジの巨木を囲む石組みである。ヤマモミジの左手に幅広の遠山石、右手に立石があり、立石の背後には三尊石がある。

  • 諏訪館跡庭園の石組みを横から眺める

    諏訪館跡庭園の石組みを横から眺める。朝倉義景の妻「小少将(こしょうしょう)」のために造られたといわれ、丸みを帯びた石が使われています。

  • 木々に囲まれた諏訪館跡庭園

    諏訪館跡庭園の全景。周辺が木々に囲まれていることが分かる。

  • 中の御殿跡からの眺め

    朝倉義景(よしかげ)の実母光徳院の屋敷跡とされる中の御殿跡からの眺め。

  • 湯殿跡庭園の石組み

    戦国時代を思わせる荒々しい石組みの湯殿跡庭園。詳しい文献が残っておらず詳細は不明であるが、先ほどの諏訪館跡庭園と比べると、力強さがまったく違う。

  • 湯殿跡庭園の全景

    湯殿跡庭園を一歩引いてみるとこのような感じ。

  • 朝倉館跡庭園を見下ろす

    朝倉館跡庭園を見下ろす。発掘により整備された庭園で、中央のグリーンの周りが池だった跡地であり、平らな石が敷き詰められている。

  • 朝倉館跡庭園

    朝倉館跡庭園の滝石組み。階段状の水落石は諏訪館跡庭園と似ている。

  • 一条谷川に架かる橋

    一条谷川に架かる橋をあとにして現地を去る。

  • 一乗谷朝倉氏庭園の案内図

    一乗谷朝倉氏庭園の案内図。正直これがないと、どこになにがあるかさっぱり分からない。 [ 案内図を拡大する ]


総評
全国にあった武家の庭園は、家の衰退により失われているなか、発掘庭園ながらも武家庭園をみられるのは大変貴重である。華やかさはないが、雄大な自然の中に溶け込む石組み庭園の歴史を感じさせる。
×写真映えするような庭園ではなく、各庭園に備えられた解説文を読みながら理解する玄人向けな庭園。


アクセス
福井県福井市城戸ノ内町
北陸自動車道福井ICから車で10分、JR福井駅から京福バス浄教寺行き「復原町並」下車すぐ。

駐車場
無料駐車場あり

開園時間
庭園は24時間開放。ただし外灯は無く夜間入園はお薦めできない。

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2017-11-01 (日) 更新日 2018-07-22


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