祇王寺
ぎおうじ
祇王寺は真言宗の大本山・大覚寺の塔頭寺院であり、明治時代まで広大な敷地をもっていた往生院の跡地に建てられた。開山時期は不明だが、京都の寺院を詳しく詳細するサイトでは平安時代以前という記述も見つかる。
奥嵯峨にある苔庭。日本庭園ではないため池泉庭園/枯山水/露地に分類していない。写真では広大な苔庭にみえるが、3分ほどで巡れる小ささである。写真では人が映り込まないように撮影しているが、金曜日の奥嵯峨にも関わらず、結構な賑わいだった。
主景となるものは苔庭のみとなるため、平石に置かれた置燈篭を撮影してみる。
近年増えてきた苔を愛する女性「コケジョ」
竹林と楓に囲まれてた祇王寺。よく見ると、苔に細い通路のように栗石が敷かれているのが分かるだろうか。
ズームしてみるとこのような感じである。栗石で「枯流れ」を表現しているようにもみえる。
最後に苔庭を撮影して祇王寺をあとにする。じっくり撮影したつもりだが、滞在時間はちょうど15分だった。
○ | 竹林に囲まれた苔庭で清々しい。 |
× | 写真から広大な苔庭を想像してしまっただけに、コンパクトさに思わず拍子抜けした。 |