いかしの舎
いかしのや
い草の町で栄えた早島町の旧寺山家住宅。カフェも併設され明治時代末期の母家や庭園などは自由に見学できる。
法事や結納場所としても利用される「いかしの舎」には中庭があり自由に見学できる。小さな池泉を見つけるが基本は枯山水である。沓脱石から飛石と敷石で回遊できる。
奥に見える建物は茶室「竹坪庵」だ。
母家の廊下から中庭を撮影。
母家西側に小さな枯滝石組を見つける。
茶室「竹坪庵」には小さな露地があり、にじり口から蹲踞(つくばい)に向かって飛石を配している。にじり口近くには塵穴(ちりあな)と呼ばれる落葉を捨てる穴を設けているのが一般的。客人を迎えるあたって「綺麗にしています」というサインでもあり、実際にここに落葉を捨てるという用途でつかうことは少ない。露地:茶室に付随する茶庭のこと
母家から額縁庭園。舟石をイメージさせるような長石を寝かしているのが印象的だった。
入口から母屋へのアプローチ。
○ | 取材当日は母屋で法事が行われていたため利用できなかったが、室内から庭園をのんびりと眺められ、小腹が空いたら隣接するカフェで食事などを楽しめる利便性。 |
× | 紅葉時期以外だとちょっとした中庭というものであり、庭園メインで訪問するところではないだろう。 |