寿徳寺
じゅとくじ
寿徳寺は安土桃山時代末期(1601)に伊達政宗の父・輝宗が開基した曹洞宗の寺院である。庭園は江戸中期に寿徳寺第五世中興別山禅可和尚が建物の再建復興当時に作庭されたと伝わる。
江戸中期に作庭されたと伝わる池泉庭園。植栽中心の庭園であるが、宮城県造園建設業協会の記事によると、庭園東側には滝石組があるとのことだが見つけられなかった。
池には反りを持つ切石橋を渡している。
自然石を使った山灯籠。
宮城県造園建設業協会の記事によると、池泉の護岸石組等は後世の改修を受けているとのこと。
高い樹木のおかげで背景に人工物が視界にはいらないのも良い。
駐車場横にある庭。
○ | 背の高い樹木に囲まれた緑豊かな池泉庭園であり、仙台市内を感じさせない空間となっている。 |
× | 滝石組などの石組が刈り込みなどによって見えなくなっている。 |