柏原宿歴史館
かしわられきしかん
柏原宿歴史館は、大正6年(1917)に建てられた旧松浦久一郎邸を改築し、平成10年(1998)に開館した。建物は、米原市の登録有形文化財に指定されている。
旧柏原銀行の庭園を見学したあとに、すぐ近くにある大正時代に建築された邸宅に付属する庭園を見学するために柏原宿歴史館を訪れた。室内は撮影禁止であるが、庭園は撮影が許可されている。
池泉庭園でも枯山水でもなく、いわゆる邸宅庭園だ。園内には飛石と刈り込みが多く、石組は見当たらない。
2階から撮影。敷地奥には土蔵があり、中山道67宿のひとつである柏原宿の展示室になっている。
こちらは歴史館の開館と共に造られたと思われるコンクリートであり、邸宅庭園と土蔵の仕切りとなっているが、面白い意匠であり不思議と違和感がない。
歴史館の開館と共に造られたと思われる、こちらの意匠が変わっている。開館当初は、手水鉢から水が流れていたとのこと。
その流れは、こちらのエリアへと続いている。
最後に、母屋から眺める額縁庭園。このあとは、紅葉が美しいことで知られる同じく米原市の徳源院へ向かう。
柏原宿歴史館の案内図(パンフレットより引用) [ 案内図を拡大する ]
○ | 現在は稼働はしていないが、手水鉢を流水口とした流れの意匠が面白い。 |
× | 特に見当たらない。 |