旧越家住宅
きゅうこしけじゅうたく
須坂市は製糸業が発展した町であり、その代表格が明治時代に越 寿三郎によって複数の製紙工場を集めた丸山組を結成した。旧越家住宅のある場所には、丸山組本店があり、製糸工場や庭園があった。旧越家住宅は越 寿三郎ゆかりの住居であり、須坂市の登録有形文化財となっている。なお須坂でいち早く電話を架設し、番号が1番であったことから山丸一番館とも呼ばれる。
須坂の製糸王と呼ばれた越寿三郎ゆかりの建物。飛石にこれほどの巨石を用いていることから、経済的な豊かさを推し量ることができる。かつては敷地南側に池泉回遊式庭園があったとのことなので、そこで使われていた石を再利用しているのだろうか。
整備前だったのだろうか。雑草が伸びきっているのが残念。
越家住宅の主石となる苔付いた風合いのある巨石。
巨石による三尊石。
飛石と腰掛石。
書院から額縁庭園を撮影。
○ | 主石と思われる巨石の岩肌がよく、かつ苔付いており風格を感じる。 |
× | 雑草が伸びきっているところが残念。 |