猿賀公園 枯山水
さるかこうえん かれさんすい
平安時代に深砂宮(神蛇宮)として創始し、明治4年より猿賀神社と改称された神社に併設された猿賀公園は昭和53年(1978)に整備された。道路を挟んで東西に公園と庭園がある。
猿賀公園は道路を挟み東西に分かれ両方に庭園がある。本記事では西部を紹介(東部は猿賀公園 日本庭園で紹介)
猿賀公園に紅葉が美しいことでも知られる枯山水がある。苑路に沿って敷かれた白砂、その奥に護岸石組で囲まれた枯池が棚田のように2段構成になっている。
石選びと配置センスが良く、力強さとメリハリの利いた美しい意匠である。
白砂の先は、栗石が敷かれた流れへと変化していく。これは渓谷から清流へと変化していく自然の縮景を表現した枯山水といえる。
上流に近づくにつれて、栗石が大きくなっていく変化がみられる。
石橋の先から敷石の大きさが変わっているのが分かるだろうか。
蓮で覆われた鏡ヶ池に神橋が架けられ、胸肩神社へと繋がる。
猿賀公園案内図(本記事で紹介しているのは左側のエリアである) [ 案内図を拡大する ]
○ | 石組が力強く、また渓谷から清流への変化していく枯流れの様子が面白い。 |
× | 特に見当たらない。 |