南御堂 獅子吼園
みなみみどう ししくえん
通称「南御堂」と呼ばれる難波別院は、安土桃山時代(1595)に創建した真宗大谷派寺院である。昭和20年に大阪空襲により焼失し、その後再建されたので、獅子吼園は昭和に作庭されたものと推測する。また松尾芭蕉の終焉の地でもあるため獅子吼園には、芭蕉の句碑がある。
大阪のビジネス街である本町に南御堂と呼ばれる寺院がある。本堂南側には枯山水の獅子吼園があり、どなたでも自由に見学できるようになっている。
白砂には飛石が敷かれ、柱の土台に使われたいたと思われる丸石が再利用されている。
獅子吼園中央部を撮影。庭園としての美しさは感じにくい。
池泉もあり滝石組もみられるが、滑り台のような加工がされている。周囲は雑草でうっそうとしており、整備が追いついていないところがある。
大阪のど真ん中でありながら駐車スペースを完備した寺院。庭園横まで車を移動することもできたため、庭園と愛車を撮影してみた。このように庭園と車を撮影できるスポットは希有で、獅子吼園最大の特徴といえよう。
もう1枚。
○ | 愛車と庭園を撮影できる貴重な寺院。ただしお盆や正月など繁忙期に車での訪問は控えてください。 |
× | 純粋に庭園を眺めるとすると見応えに欠けるものがある。 |