燧望苑 石庭・彫刻庭園
すいぼうえん せきてい・ちょうこくていえん
平成21年(2009)に完成した斎場「燧望苑(すいぼうえん)」。イサム・ノグチ日本財団理事長も務めた和泉正敏氏によって作庭された石庭・彫刻庭園が付随されている。和泉氏の手掛けた彫刻は東京ミッドタウン、シカゴ美術館、台湾の故宮博物院にも作品がある。
観音寺市が管理する斎場に造られた石庭・彫刻庭園。観音寺市観光協会観光ガイドでは、見学は事前に問い合わせにより見学ができるとなっている。当日は受付にお話をして、石庭内を見学させていただいた。
石庭は斎場の喫茶室からガラス越しに眺められるようにもなっており、長細い庵治石によって瀬戸内海をイメージしている。
手前の茶色の切石は苑路となっている。
観音寺市観光協会観光ガイドによると「『身近な人を送る場所』という斎場のコンセプトに立ち返り、古くからある土(瓦)、木、石といった日本家屋には欠かせない素材を多く利用して建築されています。」。
庵治石(あじせき)とは、庵治町・牟礼町でのみ産出され「マグマが冷えて固まった花崗岩(かこうがん)のダイヤモンド」と呼ばれる高級石材とされる。
燧望苑の入口付近も和泉正敏氏が手掛けた庭園である。
1つの石をカットして2つの石としたのだろうか。
○ | 庵治石を使って瀬戸内海をイメージした石庭は、瀬戸内海の穏やかさを感じさせてくれる。 |
× | 特に見当たらない。 |