高杉晋作誕生地
たかすぎしんさくたんじょうち
名は春風、字は暢夫(ちょうふ)、晋作は通称で知られる高杉晋作は長州藩士で松下村塾の逸材で、藩士と藩士以外の武士・庶民からなる混成部隊「奇兵隊」を創設。江戸末期の藩政時代には500坪あったが、明治初期に半分に分割され、その南側が公開されている。
高杉晋作が結婚後に両親と同居した邸宅。書院の向かいがちょっとした庭になっている。
軒には巨石による手水鉢、飛石を打ち、鎮守を置いているが、目立った石組などは見あたらない。
本邸宅は個人所有であり、座敷などには上がれない。
門があるこれより先にいけないが、左手前方に三尊石らしき石組がみえる。
庭園としては見どころは少ないが、延段は両側を切石とし、中央に自然石を並べ、自然石と切石がミックスした「行の延段」になっている。ちなみに切石のみの延段は「真の延段」、自然石のみの延段は「草の延段」と呼ぶ。
○ | 生け垣に囲まれた行の延段が印象的。 |
× | 庭園としては見どころが少ない。 |