辻利兵衛本店 京都宇治本店
つじりへいほんてん きょうとうじほんてん
江戸末期(1860)に初代・辻利右衛門よって茶問屋として創業。宇治の茶工場を改修して辻利兵衛本店として2015年にオープン。祇園の行列店・茶寮都路里や祇園辻利も創業者は辻利右衛門となる。
京都の抹茶といえば京都祇園の「茶寮都路里(つじり)」を初めとする辻利が有名である。そのなかで、最も落ち着いた空間で抹茶スイーツを頂けるのが、宇治駅から徒歩5分ほどの距離にある辻利兵衛本店だろう。特等席は写真の一人掛けソファー席。
入口を潜ると芝庭に敷いた飛石を渡って店内へと進む。
切石による延段や、自然石の飛石などが入り交じる。
邸宅前には枯山水風の庭を造っている。こちらは店舗をオープンする前から存在していたと思われる。
特に石組に意図をもったものはなさそう。
こちらが茶房になっており、ガラス面のところが特等席となる。
柑橘系のゼリーが入った少し小さな抹茶パフェを注文。銀の器には濃厚抹茶ソースが入っている。1500円ほどだったと思うが、空間料込みで考えると納得感あり、再訪したいと思った。
店内入り口付近は季節によってあつらえが変わり、再訪する楽しみがあるのも良いですね。
○ | とても落ち着いた空間で、美味しい抹茶パフェを頂きながら額縁庭園を楽しめる。 |
× | 庭園は店舗へのアプローチとなる前庭という程度であるため、庭園目的で訪れるところではない。 |