世界2,800ヶ所以上の夜景を巡った男が庭園を巡る

山川登美子記念館

やまかわとみこきねんかん
美しさ ★★
静寂さ ★★
福井県小浜市
  • 山川登美子記念館

    小浜出身の歌人が過ごした生家

    庭園面積 40坪 (小規模)
    室内からも庭園を眺められる
    雨でも十分に楽しめる
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

山川登美子記念館の由来

明治時代の文芸雑誌「明星」で与謝野晶子と共に活躍した山川登美子。山川登美子記念館は山川の父である第二十五国立銀行の頭取が建てた邸宅であり、平成17年(2005)に小浜市へ寄付されたことより記念館として一般公開された。






  • 額縁庭園

    2020年に訪問時は庭園が手入れ中であり撮影を見送り2022年に再訪。コの寺型に囲まれた邸宅のなかに中庭を設けている。

  • 額縁庭園

    和室と座敷に囲まれた内廊下から撮影。

  • 庭園

    今回は事前に役所に連絡を行い特別に庭園内での撮影を許可いただいた。

  • 春日灯籠

    コンパクトな中庭には飛石を打ち、いつくかの灯籠をおいている。写真はオーソドックスな春日灯籠。

  • 西ノ屋型

    笠、火袋、中台などが四角形となっている通称「西ノ屋型」といわれる石灯籠。鎌倉時代に生み出された意匠であり、奈良県春日大社にで使われたのがルーツである。

  • 濡鷺型

    濡鷺型(ぬれさきがた)石灯籠。鷺(サギ)が一本足で立っている姿を模して造られたと言われている。

  • 鹿の銅像

    枯山水にも分類されないような中庭であるが、趣のある庭となっている。ただ鹿の銅像を飾っている意味はなんだろうか。

  • 三尊石

    中庭にある唯一の石組は三尊石風になっている。中庭の主石のような存在であるため、この石組周辺の植栽だけは除去したほうが良いのではないかと感じた。


総評
小さな中庭ながら重厚感を感じられる意匠になっている。
×三尊石風の石組周辺の植栽により石組が弱まっているのはもったいない。


アクセス
福井県小浜市千種一丁目10-7
JR「小浜」駅 徒歩約15分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

休館日:火曜日(休日の場合は、翌日以降の直近の休日でない日)、年末年始

入園料
大人 300円
高校・大学生 200円
中学生以下 無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2022-11-14 (月) 更新日 2024-04-08



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よくある質問


いつごろ作庭された庭園ですか。
作庭時期は明治です。
雨でも濡れずに楽しめますか。
はい。充分に楽しめます。
抹茶や珈琲などを楽しむところはありますか。
残念ながら、ありません。



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