銭渕公園
ぜにぶちこうえん
銭渕公園は平成8年(1996)に完成した日本庭園風の公園。数は多くないが桜の美しい公園でも知られ、開花シーズンはライトアップもされている。5月から10月の毎週日曜日は朝6時から六日町温泉朝市が開催されている。
巨大な公園には日本庭園が造られていることが多く、こちらの銭渕公園は公園全体が日本庭園風になっている。園内の南東部には巨大な滝石組が造られているが、残念ながら造園に関する情報がまったくみつからない。
石は統一された産地の比較的大きな石で滝石組は構成されており、多段に落とされたあとは流れとなり、太鼓橋を潜り、水字型池へと流されている。
滝石組の頂部はやや単調な石を並べているが、下部については力強い石を据えた見応えあるものだ。
滝石組の裏側にまわってみると、こちらにも多くの巨石を重ねている。
築山からは魚沼丘陵を借景として、水字型池を見下ろす。出島に沿って護岸石組を設けて、護岸を保護している。
木々が豊かであるため築山からの視界はあまり広いとはいえない。
園内東部の銭渕には八つ橋を渡している。
公園入口には坂戸城をイメージしてだろうか、水路と石垣が造られている。
銭渕公園の案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 目立たない場所にあるが、滝石組は広大な公園の規模にも負けない迫力あるものだ。 |
× | 特に見当たらない。 |