宝円寺
ほうえんじ
宝円寺は室町時代(1388)に創建した曹洞宗の寺院。加賀藩主・前田利家にて再興され、利家によって石川県七尾市、金沢市でも宝円寺を開山。子供の寺離れが進むなかで平成12年(2000)頃より、池や無数の地蔵を置くようになった。
写真ではあまり映り込まないようにしているが、境内には無数の地蔵などが置かれ、寺院庭園というようりかは寂れたテーマパーク的な庭園感が漂う。庭園は終日開放されており、誰でも自由に見学できるようになっていた。
訪問時は水がほぼ抜かれていたが、ボートがあることから通常時(もしくはかつて)は水が張られていたのだろう。
池には動かせそうなボートと、子供用の固定ボートもある。住職が児童養護施設の施設長でもあることから、子供に楽しんでもらいたいという願いがあるようだ。
切石と自然石による飛石は正直バランスが良くないと感じる。
○ | 寺院と庭園が癒合した子供も楽しめるテーマパークというコンセプトが新鮮。 |
× | 日本庭園として訪問すると拍子抜けする感がある。 |