保和苑
ほわえん
江戸初期に創建された桂岸寺に隣接する庭園は、徳川光圀が寺の庭を愛されて保和園と名付けたのが始まり。昭和初期に拡張整備され、池に築山を配した日本庭園になり「保和苑」と改名される。
水戸あじさいまつりの期間以外は観光客が訪れないる保和苑。近くに偕楽園があるのでなおさらだろう。それでは、明星ヶ池の周りを散策してみよう。
明星ヶ池には、護岸石組で囲まれた中島があり、石橋で繋がっている。
明星ヶ池に繋がる滝石組があり「明星小滝」と名前がついている。
奥には「開運の滝」があるが、こちらは水が涸れている枯滝石組となっていた。
明星小滝の上流には、青石で巨石の滝石らしき石組がみられる。ただ全体として日本庭園の魅力をあまり感じなかっただけに、保和苑の魅力が最大化する、あじさいシーズンに訪れてみたいと思った。
保和苑 案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 魅力を見いだせず掲載に悩みましたが、あじさいシーズンを見ていないため「○評価」は保留して掲載することに。 |
× | 植栽が多すぎる感じがした。植栽をアジサイと僅かな刈込と松だけにすることで、通年で滝石組が主体となり引き締まると思う。 |