寂光院
じゃっこういん
天台宗の尼寺となる寂光院は、奈良時代(594)に聖徳太子が開基したと伝わる。開基: 創建時の資金提供者
本堂東に池泉庭園は回遊式四方正面の庭であり、本堂の再建時期となる江戸初期と推測。護岸石組は低く、主に刈込みで囲まれている。奥には滝石組があり、望遠レンズで撮影すると、
三段落ちの滝となっており、石清水から引いている。
汀の池付近から本堂を望む。
本堂へ向かう石段途中に、茶室「孤雲(こうん)」へ向かう露地門。
昭和4年(1929)に茶室と露地が作られている。これ以上先には立ち入りできない。
雨上がりの露地門の苔はふさふさで美しい。東屋の苔も見逃せない。
| ○ | 肉厚な苔が美しい露地門。 |
| × | 日本庭園を売りにした寺院ではないが、庭園としての魅力は薄い。 |