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茶庭 亀石

ちゃてい かめいし
美しさ ★★
静寂さ ★★★
長野県諏訪市
  • 茶庭 亀石

    自然石でできた亀石が見事

    池泉庭園
    庭園面積 40坪 (小規模)
    抹茶など頂ける
    室内からも庭園を眺められる
    雨でも十分に楽しめる
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

茶庭 亀石の由来

茶庭 亀石は明治13年(1880)創業の石材店「石柳北原」が手入れしている日本庭園を観賞できるカフェ。庭園も創業当時からのものであり、亀石は自然石であり、神宮寺に土に埋まっていた巨石を掘り出したままのものである。






  • 官休庵の露地門

    茶庭 亀石は朝11時からの営業であるが、10時頃に来てみると午前中が臨時休業との張り紙が。。隣が石材店であり、もしかして石材店が管理する庭園ではないかと推測して、ご主人に相談してみると予想的中。快く庭園を見学させていただけた。有り難うございます。写真の門は小説家・武者小路実篤(さねあつ)の別荘「官休庵」の露地門を模している。

  • 池泉観賞式庭園

    山畔に刈込みを設けた池泉観賞式庭園。切石橋の先に亀石と鶴石を据えている。

  • 池泉観賞式庭園 図解

    写真に亀石と鶴石の場所が分かるように図解した写真。

  • 亀石と鶴石

    石橋を渡って亀石と鶴石に近づいて撮影。石材店のご主人に伺うと、土の中に埋まっていて2日間に掘り出したとのこと。また右手の鶴石はかつては鶴の銅像であったが、近年自然石に変えたとのこと。間違いなくこちらの方が良いと感じる。特に鶴亀石組は亀は具象的、鶴は抽象的であることが多く、なおさらである。

  • 亀石

    別角度から亀石を撮影。

  • 鶴石

    鶴石。鶴が羽を閉じて、首を折り曲げて休憩しているように見える。こちらの自然石もよく見ると見事だ。

  • 亀石

    いまにも動き出しそうな亀石。

  • 大刈り込み

    刈り込みをよく観察すると大刈り込みとなっており、その豊かな刈り込みの造形に驚かされる。

  • 苔むした手水鉢

    苔むした手水鉢のような石も美しい。

  • 山灯籠

    自然のままの石を組み合わせた「山灯籠」。


総評
今にも動き出しそうな一石の自然石でできた亀石が見事である。
×特に見当たらない。


アクセス
長野県諏訪市中洲834
諏訪大社 上社より徒歩2分

駐車場

開園時間
午前11時~午後4時
定休日:水・木曜日

入園料
カフェ利用が必要

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2024-10-13 (日) 更新日 2024-10-20



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よくある質問


いつごろ作庭された庭園ですか。
作庭時期は明治(1880年)です。
雨でも濡れずに楽しめますか。
はい。充分に楽しめます。
抹茶や珈琲などを楽しむところはありますか。
あります。



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