世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

万宝寺

まんぽうじ
美しさ ★★
静寂さ ★★★
兵庫県姫路市
  • 万宝寺 山門

    千宗旦の弟子が作庭したと伝わる庭園

    池泉庭園
    庭園面積 80坪 (小規模)
    室内からも庭園を眺められる
    雨でも十分に楽しめる
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

万宝寺の由来

万宝寺は江戸前期(1664)に創建された臨済宗妙心寺派の寺院である。作庭は千利休の孫である千宗旦(せんのそうたん)の弟子である杉木普斎(ふさい)とされる。なお、杉木普斎は伊勢神宮の神職を継ぐ家系であった。






  • 池泉観賞式庭園

    満願寺庭園は通常非公開だが、電話予約により見学ができる。駐車場が分かりにくくたどり着くのに時間がかかった。大日山を借景として取り入れた池泉観賞式庭園であり、東西に伸びる池泉の形状は複雑な汀線をしている。

  • 枯滝石組

    正面には枯滝石組を設けている。その奥には蘇鉄(ソテツ)を植樹している。蘇鉄は室町時代から日本庭園に植えられるようになり、安土桃山時代から江戸時代にかけて流行した。蘇鉄周辺には三尊石があるようだが見つけられなかった。JAPAN GEOGRAPHICには三尊石の写真が掲載されているので参考にして欲しい。

  • 自然石による石橋

    自然石による石橋を架け、1ヶ所に橋添石を据えている。

  • 鋭い立石

    石橋の手前には、鋭い立石が並んでおり、小さいながらも本庭園で目を惹く石組である。

  • 一文字手水鉢

    太閤豊臣より贈られたとされる京都の青蓮院門跡にある「一文字手水鉢」のような手水鉢がある。

  • 飛石

    護岸石組と飛石は苔庭より高く詰まることで、重厚感が生み出している。そして写真中央には、先ほど紹介した鋭い立石の石組がみえる。

  • 額縁庭園

    最後に書院より額縁庭園を撮影して、姫路城にある好古園へ向かう。


総評
書院前の苔庭に敷かれた飛石と鋭い立石のあたりが力強く美しい。
×植栽が多く三尊石が分からず、また石橋も隠れ気味になっている。大胆に植栽を間引きしたほうが美しいと感じた。


アクセス
兵庫県姫路市的形町的形1081-1
JR「的形」駅 徒歩5分

駐車場
有り(寺院の北東にあり) 周辺のコインパーキングを地図から探す

開園時間
事前予約制

入園料
志納

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2020-12-09 (水) 更新日 2021-08-21

よくある質問


いつごろ作庭された庭園ですか。
作庭時期は江戸前期です。
雨でも濡れずに楽しめますか。
はい。充分に楽しめます。
抹茶や珈琲などを楽しむところはありますか。
残念ながら、ありません。


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