世界2,300ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

沼津御用邸 東附属邸

ぬまづごようてい ひがしふぞくてい
美しさ ★★
静寂さ ★★
静岡県沼津市
  • 沼津御用邸 東附属邸

    日本で2ヵ所のみの見学できる御用邸庭園

    露地(茶庭)
    庭園面積 500坪 (中規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

沼津御用邸 東附属邸の由来

沼津御用邸は明治26年(1893)に大正天皇の静養先として造営。東付属邸は明治36年(1903)に御学問所として赤坂離宮の官舎を移築して造営。昭和45年(1970)には沼津御用邸記念公園として一般公開。平成28年(2016)には一部の景観が「旧沼津御用邸苑地」として国名勝指定を受ける。






  • 東付属邸

    77年間御用邸でだった沼津御用邸には西付属邸と東付属邸があり、東付属邸には茶室があるため露地と、ちょっとした日本庭園がある。西付属邸から東付属邸は徒歩10分ほどかかるが、車で東付属邸の駐車場まで移動でき、再入場のチケット購入は不要である。ただし園内でチケット提示を求められることがあるため、入園チケットは車に残さず持ち歩こう。

  • 築山には複数の石と灯籠を据えてい

    築山には複数の石と灯籠を据えているが、特に見いだせるものはなかった。

  • 御殿から茶室に向かって流水

    御殿から茶室に向かって流水が作られ、流れのなかに石灯篭を据えている。

  • 茶室「翠松亭」

    茶室「翠松亭」があり、露地見学も入園チケットだけで可能なのだが、当日は貸し切りで離れたところからの見学しかできなかった。

  • 草の延段

    望遠レンズで露地を撮影すると、白砂に自然石を乱張りした延段が敷かれていることがわかる。自然石のみで構成された延段を「草」、自然石のみを「真」、ミックスしたのを「行」と表現する。これは書道の「楷書(真書)」「草書」「行書」に習うものであり、写真の延段は「草の延段」と言い表せる。

  • 沼津垣

    潮風を防ぐために江戸時代以前から用いられてきた沼津垣。景観的にも実用的にも優れた「用と景」の意匠である。

  • 奥の林まで含めたひと続きの景観

    生垣は生垣は2段組で、さらに奥の林も生け垣として取り込む意匠になっている。

  • 沼津御用邸 東附属邸案内図

    沼津御用邸 東附属邸案内図


総評
御用邸の庭園をみられるのは沼津御用邸と日光田母沢御用邸の2ヵ所だけとなる貴重なスポット。
×庭園としての造形に注目すべきところは少なく、庭園主体で訪問すると物足らない。


アクセス
静岡県沼津市下香貫島郷2802-1
沼津駅から伊豆箱根バスで約15分「御用邸前」下車すぐ、東名・沼津IC/新東名・長泉沼津ICから車で約30分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前9時~午後4時30分

入園料
大人 100円
小中学生 50円

西付属邸を見学できるチケット
 大人 400円
 小中学生 200円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-08-03 (日) 更新日 2019-08-31


沼津御用邸 東附属邸周辺の庭園

隆泉苑(佐野美術館)
三島市 6.8km
隆泉苑(佐野美術館)
楽寿園
三島市 7.4km
楽寿園
箱根美術館
箱根町 27km
箱根美術館

100km以内の庭園スポットを直線距離で表示




静岡県の人気夜景スポット