佐知's Pockets
さちずぽけっと
キャラメルシフォンケーキが看板商品の「佐知's Pockets」では、等正寺の境内に造られたカフェから庭園を眺めながらスイーツを楽しめる。等正寺は浄土真宗大谷派の寺院であるが創建時期は不明。かつてからあった池を元に、住職により昭和に現在の庭園を作りあげたとのこと。
大津市と山科区を結ぶ小関越え付近にある隠れ家的なお寺カフェ「佐知's Pockets」。キャラメルソースが売りのカフェで、写真右に映っている室内とテラス席でスイーツを楽しめる。特に室内はお洒落なあつらえでデートにも良い。
山畔の地形を活かした池泉観賞式庭園であり、池には大量の鯉が泳いでいる。
正面には滝石組、右手に石塔。正面には遠山石らしき立石がみえるが、椿(ツバキ)で視界を遮られている。遠山石(えんざんせき)とは、遠山を抽象的に表現した石で庭園に奥行きを生み出す。
滝石組を斜めから撮影すると、その左手にベロのように突き出た横石がある。意図は汲み取れなかったが、小さな滝石組なのだろうか。
椿に遮られた遠山石らしき立石。
売りはキャラメルソースのかかったスイーツであるが、キャラメルは苦手なのでかぼちゃのアイスクリームを。甘さ控えめで素材の味が生きている。
○ | 本格スイーツを頂きながら庭園を観賞できる。 |
× | 刈込みが多く、滝石組や遠山石などが弱まってしまっているのは勿体ない。 |