札幌パークホテル庭園
さっぽろぱーくほてるていえん
札幌パークホテルは昭和39年(1964)にホテル三愛として開業し、昭和41年に札幌パークホテルと改称される。庭園は開業当初に作庭されたもので、北海道大学の明道博教授を委員長とする造園調査研究委員会にて議論され設計されたものである。なお本庭園はランドスケープ遺産にも登録されている。
中の島公園に隣接した札幌パークホテルにて、ランドスケープ遺産にも登録されている庭園がある。ホテルに確認すると婚礼やイベントなどでの利用がないタイミングであれば、宿泊者以外も見学可能とこと。つまり平日のほうが見学できるチャンスが高いだろう。
中の島公園の池泉が流れ落ちているような滝となっており、芝庭との境は洲浜風に造形されており美しい。
池泉には岩島をいくつか据えることで単調にならないようにしている。また照明設備があることから、夜間はライトアップされるのだろう。
庭園北部には築山に集団石組がみえる。
地上階からだと分かりにくいが、客室から見下ろすように眺めると、夜景100選の藻岩山を借景としており、中の島の池泉が流れ込むような様子が見えるのだろう。一度宿泊してみたいものだ。
客室と庭園の位置関係はこのようになっている。ちなみにこのエリアは大規模開発を予定されていたが、コロナパンデミックにより訪日外国人が激減しかことにより白紙になった。計画が再開された場合に、この庭園が残されるかは分からないため、札幌へ訪問したときには立ち寄っておくことを進めたい。
○ | 芝生と40mに広がるパノラミックな滝が清涼感があって気持ちいい。 |
× | 特に見当たらない。 |