世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

天徳院

てんとくいん
美しさ ★★
静寂さ ★★★
石川県金沢市
  • 天徳院 山門

    枯山水を横断する飛石とは?

    枯山水
    庭園面積 4,400坪 (大規模)
    室内からも庭園を眺められる
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

天徳院の由来

加賀藩主・前田利常の正室であった玉姫を弔うために江戸初期に創建された曹洞宗の寺院である。庭園は昭和に作庭され「黙照禅庭(もくしょうぜんてい)」と呼ばれる。黙照禅とは何も求めずにただ坐禅をすることであり、曹洞宗の神髄でもある。






  • 枯山水

    兼六園の「小立野口」から徒歩20分のところにある天徳院。数多くの庭園が残る金沢でも、枯山水は平成に作庭された寺町鐘声園と、天徳院のみである。

  • 抹茶席

    抹茶席を利用することで枯山水を見学できる。ただお抹茶席から庭園を観賞することは厳しく、抹茶を楽しんだあと庭園を散策してみることに。

  • 大胆な飛石

    左が抹茶席のある書院となっている。白砂敷きの大海を横断するような大胆な飛石に目を奪われる。また州浜の様な石は表面の形状から溶岩石と思われる。

  • 六方石

    苔で覆われた野筋には、六方石だろうか?柱状の石で護岸石組のような意匠が見られる。六方石とは溶岩が冷却し収縮する過程で生じたものである。

  • 枯滝石組

    石橋の先には何段にも落とされた枯滝石組を作っている。ただ、あまりの木々の多さで全体像がつかめない。写真中央右手が枯滝石組の最後の1段である。近づいて撮影してみると、、、

  • 枯滝石組

    このようになっており、水を左右に分ける水分石を配している。

  • 枯滝石組

    この枯池にも大胆に飛石が横断している。作庭家の意図は知るよしはないが、自然のなかに一体化して庭園を体感するというものだと想像してみる。また飛石の右手は六方石、左手は溶岩石を使った洲浜となっている。

  • 三尊石

    飛石の先には三尊石。

  • 滝石組

    最上段の滝石組。左右の滝添石の高さを変え、全体として安定感のあるものだ。

  • 滝石組

    ただ下部は木々により覆われ、また詳細が分からない。

  • 石橋

    滝中程には石橋を架けているが、こちらも木々で覆われている。せめて滝石組周辺の木々は除去して欲しいと感じた。

  • 枯流れ

    枯池の北部まで枯流れとなっており、さらにその先には枯池を設けている。


総評
枯池の中央を横断していく大胆な構図の飛石は、まるで庭園と一体化した体験ができる。
×木々に覆われており枯滝石組の大半が隠れてしまい残念。


アクセス
石川県金沢市小立野4-4-4
JR「金沢」駅よりバス「天徳院前」下車

駐車場
有り(無料)

開園時間
3月~11月 午前9時30分~午後4時30分
12月~4月 午前9時30分~午後4時

休館日 12月~2月の毎週水曜日、年末年始

入園料
抹茶 500円(抹茶利用で庭園見学可能。本堂拝観なしでも利用可)
本堂拝観 500円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2022-11-13 (日) 更新日 2022-12-02

よくある質問


いつごろ作庭された庭園ですか。
作庭時期は昭和です。
雨でも濡れずに楽しめますか。
室内からも庭園を楽しめますが、庭園を満喫するには屋外を回遊する必要があります。
抹茶や珈琲などを楽しむところはありますか。
残念ながら、ありません。


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