世界2,300ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

大福寺

だいふくじ
美しさ ★★
静寂さ ★★
静岡県浜松市北区
  • 大福寺

    室町時代に作庭された浄土式庭園

    池泉庭園
    庭園面積 900坪 (中規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

大福寺の由来

大福寺は、平安時代に幡教寺として開創。鎌倉時代(1207)に現在地へ移転され大福寺と改称。庭園は室町時代に作庭されたと伝わる。






  • 福助池

    浜松市は龍潭寺摩訶耶寺など名園が点在するエリアである。そのなかで大福寺は少々目立たない存在。福助池と名付けられた池泉を中心として池泉周遊式庭園と紹介されているが、現在は周遊はできない。

  • 室町時代に作庭された庭園

    室町時代に作庭された庭園であり、本庭園は後述するが浄土を意味する庭園となっている。正面の築山には複数の石組があり、これらを解説してみると、、、

  • 須弥山石組

    このようになっている。三尊石組は分かりやすいが、須弥山石組は「名園のみどころ(著 河原武敏)」による解説がないと理解できなかった。須弥山とは、古代インドの宇宙観に世界の中心にそびえ立つ山であり、要は仏が住する清らかな世界・極楽浄土の意味を強調した浄土式庭園といえる。

  • 須弥山石組

    須弥山石組を焦点距離300mmの超望遠レンズで撮影。須弥山では、三重県津市の北畠神社にある北畠氏館跡庭園や、島根県益田市の萬福寺が代表的であるが、大福寺ではかなり規模が小さい。

  • 三尊石組

    築山右手下部にある三尊石組を望遠レンズで撮影。

  • 鶴島

    池泉東部にある出島。出島には傑出した二石組があり、これを鶴羽石と見立てれば、出島は鶴島となる。

  • 鶴島と亀島

    江戸中期に植えられた大銀杏の麓には出島を兼ねた亀島がある。つまり大福寺庭園は浄土式庭園でありつつも、長寿を願った蓬莱式庭園も兼ね備えている。


総評
鶴島を近景として、築山を遠景とした地割により美しさが際だつ。また築山には力強い石組が複数みられることも良い。
×解説がないと分かりにくい。案内板などが欲しい。


アクセス
静岡県浜松市北区三ヶ日町福長220-3
東名高速・三ヶ日ICから約15分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前9時~午後5時
不定休

入園料
大人 500円
中高生 300円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2018-11-23 (日) 更新日 2019-08-31


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