世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

洗心庵(洗心苑)

せいしんあん(せいしんえん)
美しさ ★★
静寂さ ★★
山形県山形市
  • 洗心庵

    苔むした渓谷が美しい

    池泉庭園
    庭園面積 500坪 (中規模)
    室内からも庭園を眺められる
    雨でも十分に楽しめる
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

洗心庵(洗心苑)の由来

山形新聞社社長の邸宅だった土地を再整備して、平成25年(2013)に生涯学習センターとして開園。庭園は明治時代の日本を代表する作庭家・小川治兵衛(通称:植治)の甥にあたる岩城亘太郎(せんたろう)によって作庭。代表作としてはホテルニューオータニや迎賓館赤坂離宮の和風別館庭園などがある。






  • 洗心庵

    生涯学習センターとは思えない素敵な施設の「洗心庵」。当日は一番広いスペースが貸し切りになっていたが、庭園鑑賞には支障はありませんでした。

  • 洗心苑

    学習施設が「洗心庵」であり、付随する庭園が「洗心苑」となる。ホテルニューオータニの庭園なども手掛けた著名な作庭家によるものである。

  • 渓谷

    苔むした空間は渓谷に見立てており、洗心苑で最も美しいと感じたところだ。

  • 芝庭

    洗心苑には多くの石灯篭が置かれ、芝庭の先にある小型の灯籠は雪見灯篭である。

  • 整列された石

    小川の中央部に石を整列させることでリズム感をだしている。

  • 軽やかな庭園に重厚感を与えている

    小川の湾曲する箇所にどっしりと巨石を配することで、軽やかな庭園に重厚感を与えている。

  • 滝石組

    庭園南西部には滝石組を設け、水が岩肌を伝わらない離れ落ちの手法をとっている。

  • 石臼を再利用した沢飛石

    自然石による切石と、石臼を再利用した沢飛石によって池を横断できる。

  • 織部灯籠

    灯籠で最も美しいと感じるのが、この織部灯籠である。織部灯籠は竿に特徴があり、竿特徴が円形でアルファベットの「F」の様な彫り込みがあり、下部には本灯籠のようにキリスト像が彫られていることが多い。キリスト像が彫り込まれているのはキリシタン灯籠とも呼ばれ、江戸時代初期のキリスト教禁止令後も、密かに信仰を続けていた隠れキリシタンの信仰物だった。

  • 離れ

    離れからはこのように庭園が広がり、とても心地よい座敷だ。

  • 洗心庵 雪像美術品ガイドマップより引用

    洗心庵 雪像美術品ガイドマップより引用


総評
複雑に遣水が張り巡らせ、かつ背の高い木々により視界を遮ることで、一か所から庭全体を見渡せないようにして、歩くたびに空間が変化するような演出がある。
×あえての設計だと思うが、庭園の主景となるポイントが見当たらない。


アクセス
山形県山形市緑町1丁目4-28
JR「山形」駅から市役所経由路線バスで市役所前下車 徒歩約6分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前9時~午後7時

休館日:月曜日、毎月第3日曜日、年末年始

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-09-14 (土) 更新日 2020-03-20


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