芦田均記念館
あしだひとしきねんかん
在任期間わずか7ヶ月の第47代内閣総理大臣・芦田均の記念館が、平成14年(2002)に生家跡にオープン。日本庭園は茶人としても知られる庭園デザイナー・小堀遠州(こぼりえんしゅう)一族の作とも言われており、江戸後期の作庭とされる。
恥ずかしながら、芦田均が内閣総理大臣であったことを知らずに訪れた記念館。芦田均の生家の和室から額縁庭園を撮影。山並みを借景とし、小堀遠州の一族によって造られたともいわれている。
全体的に平面である庭園であり、ツツジの刈込みが目立つ。雑然としているが、よく見ると手入れはされており雑草などは比較的取り除かれている。
庭園には枯流れが造られている。
枯流れの上流には枯滝石組がある。丸みを帯びた石が使われ強さは感じられない。
生家を望む。右手も平成初期まで生家であったが、老朽化のためホールへと生まれ変わった。
喫茶も楽しめるホールからの眺め。のんびりと寛ぐには良い空間だ。
かつての生家はこのような項だな敷地であり、緑色で囲んだところが、現在残されている庭園である。
○ | かつての総理の生家から日本庭園を見学でき、また喫茶室からも庭園を楽しめる。 |
× | 日本庭園としては単調で、庭園目的で訪れるところではないだろう。 |