月山寺
がっさんじ
月山寺は平安時代初期(786年)に創建された天台宗の寺院であり、江戸初期に現在地に移転された。枯山水の作庭時期について現住職にお伺いすると、先代住職の頃であり昭和後期とのこと。
紅葉の名所として桜川市の公式サイトで紹介されている平安時代初期に創建された由緒ある寺院。苔庭が枯山水となっており回遊してみることに。
枯流れに巨石の切石が架けられている。
奥には三尊石風に石を組んでいる。
左から次第に石が小さくなっていき、上からみて「品」の位置関係にないが三尊石と推測した。ただ巨石の前にある植栽が煩わしい。また、枯池には岩島を配している。
護岸は一定の高さに揃えらており、美しさを放った曲線である。
自然石による石橋を架けている。
観音堂から盛砂を撮影。
本堂の南と北側に池泉庭園があるが、どちらも周辺の木々により池泉を観賞しにくい。
本堂南側の池泉には岩島を据え、奥には枯滝石組のような石組を確認できる。
月山寺の案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 苔庭に足を踏み入れると新緑に包まれた枯山水があり、枯流れの湾曲が美しい。 |
× | 枯山水も池泉庭園も植栽が豊か過ぎであり、見るべきものの視界を遮っている。 |