平塚市総合公園 日本庭園
ひらつかしそうごうこうえん にほんていえん
平塚市総合公園内にある日本庭園は、敷地が農林省の果樹試験場だった時代に、平成元年(1989)に地元の造園業者によって造られた。その後、果樹試験場が移転して跡地に市制施行50周年を記念し、平成3年(1991)に平塚市総合公園として整備。
平塚市に日本庭園が存在することを知っている人は、神奈川県民でも少ないだろう。本格的な野球場やサッカー場のある平塚市総合公園に、ひっそりと日本庭園が存在。この庭園は平塚市総合公園が開園する3年前の平成元年に完成した池泉回遊式庭園である。
3ヶ所ある入り口の1つをくぐると、切石橋が出迎えてくれる。この切石橋は・・・
日本一だそうだ。なにが日本一かこの案内板には明記されていないが、平塚市公式サイトによると「長さが日本一」とのこと。少し信じがたいが・・・
日本庭園の山ゾーンに移動すると、石組滝がみられる。
切石を2つ繋げて石橋としている。
池泉には反橋が架かり、池泉から続く遣り水には岩島が配置されている。また遣り水の両側にある大きな植栽により、山に挟まれた谷を流れる河川を表現しているようにも考えられる。
池泉には岩島が設けられている。そして、岩島には亀が休憩している定番の光景がみられる。
東屋の雰囲気はこんな感じだ。ぐるっと巡って10分ほど。
○ | 総合公園内にある日本庭園だが、借景に自然以外のものが視界に入らず気持ちいい。 |
× | 2,000坪以上ある庭園だが、園路が単調であっという間に見終わってしまう。 |