妙見社
みょうけんしゃ
江戸時代に本松寺の鎮守社として創建されたと伝わる妙見社。ツツジで有名な神社で大正時代よりツツジがたくさん植えられるようになり、現在の枯山水は平成27年頃(2015年頃)に造園された。
地元ではツツジの美しい神社として知られる妙見社は、隣接する本松寺ゆかりの神社である。本松寺には宮本武蔵が作庭したと伝わる本松寺庭園があるが、妙見寺の境内にもちょっとした枯山水を愉しむことができる。
住職に伺うと、枯山水は明石の海をイメージしており、ツツジの刈り込みで海の波を表現している。また白砂にある石は魚が飛び跳ねる様子に見立てているとのこと。
魚が飛び跳ねる様子に見立てた石。白い線が引いてあるようにみえるが、これは防草シートの境目が雨で浮かび上がったものとのこと。
本堂西側には細い棒のような立石が、1・3・3組で組まれている。そして三角形の石で護岸石組らしき境界線を表現しているユニークなものだ。
○ | 本堂西側の細い石組と三角形の境界線が面白い。 |
× | 庭園見学で向かうと物足らないので、本松寺庭園と合わせて見学しよう。 |