旧岡家住宅(西の岡邸)
きゅうおかけじゅうたく(にしのおかてい)
この地区の豪商であった岡家の旧家であり、脇本陣(役人などの宿泊施設)として使われた。平成29年(2017)には地元からの依頼でユージによる「庭修復プロジェクト」が始まり、石庭が復元された。
総面積6.56k㎡という四国で一番小さい町にある石庭。暴風豪雨の直後に訪問したこともあり荒れているが、2018年に「庭修復プロジェクト」により整備された。プレスリリースをみると飛石のラインは白砂敷き、左奥の石組周辺は芝庭となっている。修復後まだ3年であるが整備が追いついていなかった。
直線状の敷石と飛石が交差した意匠。
上から見下ろす。あまり見無いような意匠であり興味深い。
数分前まで暴風豪雨であったため主屋の雨戸は閉まり中には入れなかった。本来であれば室内から額縁庭園を楽しめる。なお、すぐ近くに本陣としても使われた岡御殿も合わせて訪れたい。
○ | 正門を潜ってすぐに現れる飛石と敷石がクロスする意匠が良い。 |
× | 改修後の美しさが保たれていないのが残念。 |