桑名七里の渡し公園
くわなしちりのわたしこうえん
平成27年(2015)にオープンした公園。東海道五十三次で知られる名古屋市熱田区の宮宿と桑名宿を繋ぐ海路であり、これを「七里の渡し」と呼ばれ、その由来から公園の名前が付けられている。
日本庭園に挟まれたエリアであり、まだあまり知られていないようだ。しかしながら大量の巨石を使い、ダイナミックな枯流れは見事である。枯流れ:石で流れを表現。
一般的に枯山水の枯流れのなかを歩き回ることは許されていないことが多いが、こちらは自由に回遊できる。特に子供が庭園に触れ合うには最適であろう。
築山には巨石の横石と立石が組まれ、中央には蓬莱石のような石がみられる。
渓谷に流れる河川を表現したようにもみえる。
隣接したエリアに六華苑、諸戸氏庭園と3つの庭園があり見応え十分。諸戸氏庭園は春・秋のみの公開であるため、この時期に合わせて訪れて巡ってみるのが良いだろう。
桑名七里の渡し公園 案内図
| ○ | ダイナミックな枯流れは圧巻。 |
| × | 駐車場や工場が借景となってしまう。 |