宇治市営茶室 対鳳庵
うじしえいちゃしつ たいほうあん
茶室「対鳳庵(たいほうあん)」は、昭和32年(1957)に宇治茶と茶道の普及のために建築された。現在の「対鳳庵」は平成5年(1993)に改修したもので、建築家の中村昌生(まさお)によって設計されている。
お点前体験は予約制であるが、抹茶だけなら当日でも空席があれば頂ける。左前の部屋が立礼席で、右の障子がある部屋が広間茶室である。1,000円の抹茶メニューは広間茶室となり、お点前体験は立礼席で行われる。当日はお部屋からは露地を眺められないという説明があり、許可を得て露地だけを見学することにした。(後日、電話で確認すると、広間茶席からは、少しお庭を眺めることができるとのこと)
自然石のみで構成された「草の延段」。ちなみに切石のみのものを「真の延段」、自然石と切石が混ざったものを「行の延段」と呼ぶ。各延段の写真は笹離宮(長野県茅野市)の記事を参考にしてほしい。
茶室は桂離宮の修理事業にも携わっていた建築家・中村 昌生(まさお)によって設計された。なお写真の区域は関守石により立ち入りできない。
立礼席(りゅうれいせき)に導かれる草の延段。また、加工されたものだと思われるが、門前の平石には圧倒された。
立礼席西部の露地。枯池と小さな枯滝石組で構成されている。
枯滝石組側から枯池を撮影。護岸石組は小振りながらも力強く美しい。
宇治市観光センターから宇治市営茶室 対鳳庵の外庭を撮影。
苔の野筋。訪問日は立礼席から外国語が聞こえており、訪日外国人にも人気のようだ。
対鳳庵の案内図(パンフレットより引用) [ 案内図を拡大する ]
○ | 宇治で露地を唯一楽しめる場所であり、特に立礼席西側の枯池が美しい。 |
× | 特に見当たらない。 |