天神山緑地
てんじんやまりょくち
天神山緑地は支笏火山の噴火でできた標高89mの小山に作られた公園。平成2年(1990)に日本庭園が造られ、同時期に桜が植樹された。
八重桜など300本が植樹された天神山緑地は、標高89mの低山にある日本庭園である。
訪問時は水が流れていなかったが、石の表面を見ると池泉に水が張っていたことが分かる。昨年の秋に撮影された写真は池泉庭園であったため、冬期は水が止める運用になり、夏に向けて流水が再開されるのだろう。正面には滝石組がみられる。
滝石組は水が流れ落ちる水落石が巨石で豪快なものだ。沢飛石の手前には水を左右に分ける水分石を置き、その上に岬灯籠を置いている。そういえば中島公園(札幌)や佛願寺 大涅槃聖堂(札幌)の日本庭園にも岬灯籠が使われていた。ただの偶然だろうか。
中島は亀島となっており、滝石組向かって泳いでいるように見える。鶴石組を探してみたが、見つけることができなかった。
天神山緑地の展望デッキ。ちょっとした夜景も楽しめそうだ。
天神山緑地案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 気持ちよい緑地公園を散策しながら、豪華な滝石組を備えた日本庭園を楽しめる。 |
× | 特に見当たらない。 |