東陽寺
とうようじ
東陽寺は鎌倉時代(1260)に創建した天台宗の寺院である。室町時代に曹洞宗に改宗し、その後伊達家の重臣・原田家の菩提寺となった。庭園は江戸時代から残るものと伝わるとのこと。
文化庁の「近代の庭園・公園等に関する調査研究報告書」に紹介されていた東陽寺庭園。ご住職にお願いしてお庭を拝見させていただいた。
高い刈り込みが特徴的なお庭に、本庭園で主石となる立石がそびえ建つ。
ただ本堂から眺めると、写真のように刈り込みに隠れてしまい主石が見えなくなってしまう。
刈り込みの真後ろに立石があるのだ。この主石がみえる場所に書院があったと思われることを住職に話したら、そうかもしれないとのことだった。もしくは、作庭当初は高い木が無かったことも考えられる。
庭園南部は、ほぼ刈り込みであり、庭園の刈り込みhがご親族で庭師の方がメンテナンスされているとのこと。
突然の訪問を快く受け入れていただき、いろいろお話を聞かせてくださった住職に感謝し次の庭園へ向かう。
○ | 天を突くような立石が見事である。 |
× | 主石となる立石が特定場所から以外からは刈り込みに隠れてしまう。 |