祐徳稲荷神社 日本庭園
ゆうとくさんじんじゃ にほんていえん
祐徳稲荷神社は伏見稲荷大社(京都)、笠間稲荷神社(茨城)と並ぶ日本三大稲荷のひとつである。創建は江戸時代(1687)と伝わり、現在の本殿は昭和32年(1957)に再建されたものである。境内の日本庭園は平成17年(2005)に作庭されている。
年間参拝者が約300万人と九州では太宰府の次に参拝者が多い。そして本神社に有料で見学できる日本庭園がある。
園内は良質の苔に覆われ、冬期は有料庭園の訪問者も少なく静寂を感じとれる空間だ。
流れの護岸には力強い石が使われているところがあり、美しさを感じとれる。
本庭園は牡丹、梅、朝顔、花菖蒲、アジサイ、紅葉など1年を通して花を楽しめるが、取材時は2月のため藁囲いされた冬牡丹となり、彩りに欠けているのは否めない。そのため冬季以外に訪問するのがお薦めだろう。
日本庭園を出て、祐徳稲荷神社の神池へ。こちらは無料で見学できる敷地にある。こちらの中島には鶴の模型がおいてあることから、鶴島に見立てているのだろうか。だとすれば松で鶴を模しているといえる。
太鼓橋の南側には州浜を設け、太鼓橋に向かって舟石をおいている。
舟石。
山の斜面に本殿があるため、建築物が壮大だ。
本殿からの眺め。ここから奥院まで登っていけば、海まで望める眺望が広がる。
○ | 日本三大稲荷の壮大な光景と、苔と流れが美しい日本庭園の両方を楽しめる。 |
× | 特に見当たらない。 |