会津村
あいづむら
会津村は昭和61年(1986)に11年の歳月をかけて完成した施設。運営は横浜市の法國寺が行っている。敷地内には高さ57mの大観音「会津慈母大観音」や池泉回遊式庭園がある。
googleマップに「日本庭園」という文字を見つけて立ち寄った会津村。訪問日は4月8日ということもあり、園内は見事な桜並木で彩られており、大観音と桜と庭園の唯一無二の光景だと感じた。パンフレットには「大庭園のパワースポットめぐり」と記載され、大観音、京都伏見稲荷会津分社、般若像などの8ヶ所のスポットを巡れるようになっている。
池泉は龍神池と呼ばれ、龍の化身(けしん)である白蛇が住む池とされている。
落差5mの観音滝は「縁結び」とされ、長い年月の落水により岩が浸食し、いつしかハート型に姿を変え、訪れる人に良縁をもたらすとされる。
高さ57mの大観音が庭園を見下ろしているような光景。
龍神池の護岸石組。
会津村は桜と日本庭園の競演が美しい。アップダウンある地形のため、あらゆる角度から日本庭園を眺められるのが面白い。
安産・子育の神様である鬼子母神(きしもじん)が祀られる三重ノ塔は「子孫繁栄」。
会津の桜スポットとして知られているようで、なかなかの見応え。訪問が土曜日の朝10時にもかかわらず、来場者は10人もいないため貸切り状態で花見に来ているような感覚。
桜以外には、つつじ、あじさい、蓮が楽しめる。
大手門近くには流れが作られている。
○ | 桜と日本庭園の組合わせが美しく雄大。 |
× | 日本庭園を単体で評価すると物足らない。そのため桜シーズン以外に訪問すると満足度が低いと思われる。 |