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大宮盆栽美術館 盆栽庭園

おおみやさいたまびじゅつかん ぼんさいていえん
美しさ ★★
静寂さ ★★
埼玉県さいたま市北区
  • 大宮盆栽美術館 東門

    盆栽と池泉庭園の融合

    池泉庭園
    庭園面積 200坪 (小規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

大宮盆栽美術館 盆栽庭園の由来

大宮には現在も「さいたま市北区盆栽町」という地名が残り、千駄木の盆栽業者が関東大震災で被災して、大宮に移住して「大宮盆栽村」が形成された。その歴史と盆栽の魅力を発信するために、平成22年(2010)に大宮盆栽美術館が開館。2025年には盆栽庭園「山水の池」がリニューアルされた。






  • 盆栽テラスより

    盆栽の聖地ともいわれる「大宮盆栽村」。2025年3月に盆栽庭園「山水の池」がリニューアルされたため、再訪することにした。まずは2階にある盆栽テラスから全体像を眺める。撮影日は土曜日の朝イチで来場者は5組ほどだったため、人が写り込まない撮影ができた。

  • 盆栽テラスより

    リニューアルされた「山水の池」。以前は単純な池だったが、滝石組をもつ池泉庭園へと生まれ変わった。デザインは盆栽職人である清香園の山田登美男によるもので「潤底松(かんていまつ)」の精神を具現化した山水景をイメージしている。「潤底松」とは禅の言葉で、困難に動じない強い精神性を意味している。

  • 東屋より

    東屋からの眺め。正面にある建物に2階が盆栽テラスである。

  • 山もみじ

    山もみじ「青枝垂れ」推定樹齢40年

  • 真柏

    説明は無かったが、真柏(しんぱく)だろう。

  • 真柏

    真柏(推定樹齢250年)。幹が枯れて白骨化したシャリ(舎利)、枝も白骨化したジン(神)が美しい。

  • 真柏

    真柏(推定樹齢350年)

  • 真柏

    真柏では白骨化させたシャリやジンにより風格が漂う。

  • 五葉松

    五葉松(推定樹齢40年)は、無数の穴が空いた石に根付かせており、中国人にも好まれそうな盆栽である。


総評
盆栽の歴史や基礎知識を身につけられる。また2階から盆栽庭園を見下ろせるのも良い。
×特に見当たらない。


アクセス
埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3
JR「土呂」駅 徒歩5分

駐車場
有り(無料)

開園時間
3月~10月 午前9時~午後4時30分 (入園は午後4時まで)
11月~2月 午前9時~午後4時(入園は午後3時30分まで)

入園料
一般 310円
高大生・65歳以上 150円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2025-05-24 (土) 更新日 2025-05-25



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よくある質問


いつごろ作庭された庭園ですか。
作庭時期は平成(2010年)です。
雨でも濡れずに楽しめますか。
いいえ。屋外を回遊する必要があります。
抹茶や珈琲などを楽しむところはありますか。
残念ながら、ありません。



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