佐多民子邸庭園(知覧武家屋敷)
さたたみこていていえん(ちらんぶけやしき)
知覧武家屋敷庭園のひとつ「佐多民子氏庭園」は、江戸中期(1751~1764)に作庭された枯山水。
知覧武家屋敷庭園で、巨石奇岩による枯滝石組がみられる庭園「平山亮一邸庭園」へ。
白砂は大海に見立て、書院の沓脱石(くつぬぎいし)から枯滝石組に向かって飛石が配置されている。
巨石奇岩を積み重ねることで、深山幽谷(しんざんゆうこく)の景を映し出している。そして、最高部の立石から下部に向かって枯滝石組が造られている。深山幽谷:人が訪れないような奥深い自然の地
自然石による石橋。
左の巨石が蓬莱遠山石となり、さらにその裾にも縦の割れ目による滝石組が組まれている。
手前の大海には島や舟石を配しており、不老不死の妙薬があるとされる蓬莱山に向かう様子を描いているのだろう。
| ○ | 大海に浮かぶ島や舟が蓬莱山へ向かう様子が表現されている。 |
| × | 特に見当たらない。 |