世界2,800ヶ所以上の夜景を巡った男が庭園を巡る

円覚寺跡

えんかくじあと
美しさ ★★
静寂さ ★★★
沖縄県那覇市
  • 山門

    琉球王国の臨済宗総本山

    庭園面積 250坪 (小規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

円覚寺跡の由来

円覚寺は琉球黄金時代(1492)に国王・尚真王(しょうしんおう)によって開基された臨済宗の寺院である、琉球王国における臨済宗の総本山であった跡地である。円覚寺は昭和20年(1945)の沖縄戦争で放生橋を残して焼失された。昭和47年(1972)に国指定史跡をうけた。開基:資金提供者






  • 放生橋

    琉球王国で臨済宗総本山だった円覚寺。日本では室町時代に建築された寺院であり、本堂などの伽藍は写真右手の空間にあったが沖縄戦争で焼失して立ち入りできなく、唯一見学できるのが本堂前の放生橋のみとなる。

  • 放生橋

    放生橋は1498年に築造されたことが判明している。寺院に放生池が造られることがあり、仏教の世界では捕獲した魚類などを放し慈悲行の表れを意味している。

  • 放生橋の勾欄

    放生橋は中国様式の石橋であり、橋の側面を意味する勾欄(こうらん)には牡丹、鶴、亀などが彫られた勾欄羽目石となり、柱の上部には獅子が彫られている。

  • 放生橋の獅子

    獅子を拡大。この1体以外は破損している。

  • なお園内には立ち入ることはできず、右手の柵付近から眺める見学となる。

  • 天女橋

    向かいには弁財天堂に架けられた天女橋がみられる。

  • 天女橋

    この天女橋も円覚寺が創建された琉球時代(1502)に建築されたもので、日本に現存する最古の石橋型アーチ橋である。


総評
中国様式の放生橋に美しい彫刻が施されている。
×近づいて石橋をみられないため、彫刻を楽しむためには望遠レンズやスマホでの望遠撮影などになってしまう。


アクセス
沖縄県那覇市首里当蔵町2丁目
当蔵バス停より徒歩2分

駐車場

開園時間
終日開放

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2023-04-28 (金) 更新日 2024-05-03



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よくある質問


いつごろ作庭された庭園ですか。
作庭時期は室町時代(1492)です。
雨でも濡れずに楽しめますか。
いいえ。屋外を回遊する必要があります。
抹茶や珈琲などを楽しむところはありますか。
残念ながら、ありません。



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