円通寺公園
えんつうじこうえん
円通寺公園は江戸末期の禅僧であった良寛和尚(りょうかん)が修行した寺として知られる円通寺を中心に広がる公園。曹洞宗で奈良時代に行基が霊場として開創され、江戸初期に徳翁良高(とくおう りょうこう)によって曹同宗寺院として開山。石庭は自然の岩を利用したものであるが、現在のように整備されたのは風合いより昭和と推測。
巨石をそのまま活かした「自然美の石庭」のある円通寺。山梨県甲州市にある栖雲寺 石庭に近いコンセプトを感じさせる。
奈良時代に現在地に霊場として開創されたが、おそらく当時から巨石はあり、近代になって石庭にあつらえたと思われる。
中国式茶屋である友松亭は、昭和初期(1930)に 大野友松より寄進された。
友松亭には、面白ろい造形の良い石灯籠が置かれている。その奥には苔付いた石組がみえる。近づいてみると、、、
丸みを帯びた石が苔付き良い風合いを出している。
円通寺本堂を望む。
円通寺公園の案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 巨岩をそのまま活かした石庭は迫力がある。 |
× | 特に見当たらない。 |